春の銀河祭り2021 その8 M51 子持ち銀河 NGC4565 針銀河 M104 ソンブレロ銀河
おおぐま座の隣のりょうけん座にある比較的大型の系外銀河M51(子持ち銀河)です
明るさは8.4等
大きさは視直径11分角
渦巻銀河の横に小さな銀河がくっついているためこのような通称が付けられていますが、実は小さな銀河NGC5195のほうが質量が重いことが判っています
大きさはM101回転花火銀河より一回り小さいですが、M51子持ち銀河のほうが明るく写りやすい銀河です
思ったより春の銀河祭り関連が長くなってきたので巻いて行きます
りょうけん座の隣のかみのけ座にあるNGC4565は、渦巻銀河を真横から見たエッジオン銀河のひとつで、あまり浸透していない気もしますが針銀河という名称がついています
かみのけ座は暗い空なら肉眼でもボヤッと見える大きく拡がった散開星団Mel.111が大きな特徴で、そのすぐ横にNGC4565があります
この付近にはかみのけ座銀河団があり、多くの系外銀河がありますが、ほとんどが暗く小さいものなのでNGC4565は目立ちます
他にもM64黒眼銀河など明るいコンパクトな銀河もあり、来年狙ってみたいと思っています
そのさらに南側にはおとめ座銀河団があり、有名なソンブレロ銀河があります
ただし思っているより小さいため、キチンと写すのは大変だと感じています…
今年は近くの触角銀河をメインにしたためにあまり力を入れて撮れなかったので、来年の宿題です